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世の中が翌日から3連休になることもよくわかっていないままH嬢の車で2日の朝東京を出発。 今月の25日に控えた弦楽亭でのコンサートのリハーサルのためだ。 今回はいつものカルテットだけのモーツァルトシリーズとはちょっと趣が異なり自分達の練習も事前に必要なため前日入り。 午後に到着したが、この日、東京も寒かったが那須はもっと寒い。 お互いの打ち合わせや個人練習にいつも以上の時間を費やし、あっという間に夜。 その夜は那須には珍しい「すし屋」さんに行くことに決めて予約を入れていたのだ。 那須は栃木県。 乳製品も肉も野菜もすっごっく充実している。 でも海のものは美味しく食べられるとは思っていなかった。 それは那須のスーパーに行ったときの品揃えを見て感じたことだ。 でも、美味しいもの好きのM夫婦が連れて行ってくれるなら間違いはない。 そして、「田丸家」という、寿司と鰻の店へ。 メニューを見ながら「私、白子ポン酢は絶対食べたーい!」「牛刺しも美味しそうだね」 といいつつ、ビール(K嬢はのっけからぬる燗だったわ)でカンパーイ。 そして突き出しで出てきたタコのおろしポン酢に「へえー、タコをこうやって食べるんだ?これはいけるね!」 とこの店に確信を持つ私達。 後はここによく来ているM夫妻にお任せ。 始めにきた白子ポン酢にとろける。 「那須にこんな美味しい白子があっていいの!?」 食わず嫌いだったというK嬢も納得なお味。 牛刺しは口の中でとろけちゃうし、刺し身の盛り合わせもすばらしー。 こうなるとお酒は自然に日本酒に。 K嬢とH嬢は日本酒をぬる燗で。 Y嬢と私は熱燗で。あ、お互い、2合徳利ね。 これだと熱燗からぬる燗まで楽しめるからね。 それにしても旨い! 特に貝類が美味しいのよ。で、熱心な練習をしてしまったので、おなかはすいているし、にぎりも頼む。 これがまた絶品なんですのよー。 シャリのにぎり方が素晴らしい。 「私は魚が食べられないところはダメだから那須には住めないわ」 と言っていた私が 「このおすし屋さんがあるならすんでもいいかしら。。。」 と言い出す始末。 「雪之丞は海が見えて暖かいところで暮らしたいっていってたじゃない。」 とすかさずH嬢に突っ込まれたけど。 その頃には身体も温まってきたので日本酒も冷酒に。 ここにあるのは栃木の酒が主だけど、いままで、栃木の日本酒ってピンと来なかったけど、美味しい日本酒がいっぱいあるのよ。これは皆様に知っておいていただきたいわ。 そうして大満足しているなか、「ねえ、今日は、鯨ベーコンあるかな?」と話し出すM夫妻。 「えー?鯨ベーコン?私はいらなーーい。」と私。 どうも小学生の給食で出てきた鯨ベーコンのせいで、そうでなくとも大人になるまで肉類はあまり好まなかった私にダメダメ決定打を与えた代物だ。 でも 「私も鯨ベーコンってダメだったけど、ここに来て美味しい!っておもったのよ」というY嬢の言葉を信じてレッツトライ! えっ?美味しいじゃない! いままで、鯨ベーコンというとなんで脂身のくささと噛み心地に「うえぇー!」っと思っていた私だが、これはこの脂身がなきゃ全体の美味しさもないでしょう、という絶妙の美味しさ。 これで私の鯨ベーコンの食わず嫌いは克服されたが、多分、ほかの店のものは食べられないであろう。。。。。いいのか悪いのか。。。 こんな風に那須のお寿司を満喫。 ここでの会話でも何回も出てきたけれど、 「皆が美味しいものすきでよかったよね~。」 なんというか、私たちは美味しいものがたべれられば少々辛いことも簡単に忘れてしまえるほど幸せなのけれど、世の中の価値観は人それぞれ違うのが当然。 それがたまたま一緒というのは大きいことだと思うのよね。 そうして翌朝。 私は明け方なんだか夢見が悪く、心臓がばくばくしてなんとなく早く起きてしまったので、M家の愛犬「マリちゃん」の散歩をさせてもらう。 散歩途中、木々の間からいきなり視界が開け現れる那須岳は本当に素晴らしい。 何かに感心があるらしく道端の草の中に顔ごと擦り付けている、マリちゃんに「マリちゃん、山がきれいだよー!」と一人話かけている自分がちょっと怖かったりしながらしばし自然を満喫。 散歩の途中にはこんな素晴らしいもみじも。 秋だねぇー。 としみじみ感じながら帰った頃にはお腹ぺこぺこ。Y家母のオープンサンドで朝食。 バターをぬってもらった薄手のパンに自分の好きな具をはさむスタイルが楽しい。 明るいあさの日差しのなかでみんなで笑いながら食べる朝食もいいね。 そして、11時から練習。 今回は普段私達のマネージメントを勤めてくれているY嬢率いるアマチュアの方々(といってもかなりレベルが高い)が一緒に演奏してくださるのだが、みんな音楽が大好き、ということやこの曲に対する意気込みが感じられて音楽が楽しい。私達の言葉への反応もすごく早いし真剣だし、本番当日の打ち上げをどうするか、を真剣に話し合っているすがたも素晴らしい。これ、大切! きっといい演奏会になることであろう(問題は私か!?ちょっと焦り)。 そしてお昼ごはんに、とY嬢がにぎってくれたおにぎりとY家母が作ってくれた粕汁の組み合わせがちょっと肌寒い那須では本当にしみじみ美味しいし身体もほかほか。粕汁って今まであまり美味しいと思ったことなかったけれど、こんなに美味しいだなんて。 是非自分でも作ってみたいなぁ。でもあれだけの量を作るから美味しいのかしらね。 練習が終わり。H嬢は那須に残り、K嬢は実家に帰り、私は東京に帰り。 この連休、遊びで行ったわけでもないし、ほとんどが楽器を弾いている時間だってけれど、那須を充分満喫してきたわ。 かえりの新幹線は休日ゆえか混んでいたので、すいている車両に乗り込み「デッキってタバコくさいなぁ」と思いながら窓際にすわり1分も立たないうちに眠り込んでいたが、大宮に着く前辺りから咳が止まらなくなり、何だろう。。。。。と思ったら「喫煙車」だったのは後の祭り。 マスクを持ち歩いているので、マスクをして我慢。 そりゃー、すいているわけだわね。 行楽シーズンだという事を忘れていたわ。 そんなこともあるけれど、私にとって那須はいまや本当に居心地のいい場所になっている。 後は車を運転できるといいんだけどねぇ。 いや、免許は持っているし、実家にいるころは運転が好きで、よく一人でどこに行くでもなく車の運転してたんだけどねぇ。 いまや実家に車もなくなってしまったし。 そもそも、注意力と決断力にかける私に車の運転はどーもむいていないのよ。
by yukinojyo2
| 2006-11-03 22:13
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